秋葉館オリジナルG3カードMadMax EX G3/400-PCI

CPU増設編パート2

掲載日 2001年11月04日

2001年11月14日 pm06時35分頃、秋葉館webサイトにて確認したところ、MadMax EX G3/400-PCI Carrierカードタイプが、在庫切れになっていました。
その代わり、XLR8 MACh Carrier G3 500Mhzカードが、¥35.800円から¥29.980円(50本限定)で、販売されていました。

2001年11月08日pm00時28分頃、秋葉館に在庫状況を聞いたところ、あと何十本くらいしか無く、日に10本前後出るそうなので、10日も持たないだろうとの事でした。

 

 

<11月02日>
前々から、XLR8 MACh Carrierカードが欲しかったのですが、CPU無しの状態で、販売しているところが、ほとんど無く、CPU込みでは高くて、手が出せなかったのですが、秋葉館で、XLR8 MACh Carrier G3 400Mhz?\
25.000円前後(もう売切れています。)と、500Mhzカード(¥35.800円在庫あり)がありました。
400Mhzの在庫があった時は、小遣いが無く、お金が出来たら購入するつもりでしたが、いざ、お金が出来たら、売切れていました。
そこで、500Mhzの購入を考え、色々な情報から、同じXLR8 MACh Carrierカードが、他の販売店でも販売している事を知り、訪問しました。
そこで、知った事ですが、秋葉館では、保証が90日しか無いのに、他の販売店では、同じ¥35.800円なのに、一年間の保証が付いています。
モノは同じなんですが、何故?なんでしょうね?!

1〜2日ほど悩んでいたら、秋葉館オリジナルG3カードが、10/27の時点では出ていなかったのですが、10/30か31日に出ており、詳細を聞こうとしたら、31日は秋葉館が休みで聞けなかった為、11/1に電話を掛け、質問したところ、ボードはキャリータイプだと書かれていたので、確かめたところ、XLR8 MACh Carrierカードと同じ、ZIF形式のCPUを乗せ換えられるタイプだと、確認が出来ました。
ただ、他社(Apple純正品も含む)のZIF形式のCPUで、動作確認を取っていないらしく、保証外だそうです。
それと、9600でRev.A(604e/233まで)とBタイプ(インラインキャッシュタイプ604ev/250・300・350)の両方で、使用可能だそうです。
MacOS Xをインストールが出来るか聞いたところ、応対に出た販売員(確か名前がカワサキ氏だったと思います)は、可能だと言っていました。
また、保証は一年間だそうなので、代引で送って貰う事にしました。

運送屋は、クロネコヤマト便なので安心しました。
元運送屋(宅配もやっていたヤマト以外の会社)なので、他社(ヤマト以外)の評判を、運転手仲間やお客さんから聞いており、裏事情&情報を知っているからです。
秋葉館オリジナルG3カードMadMax EX G3/400-PCIは、キャッシュが512KBなので、現在使用中の、インタウェアG3/333Mhzよりも、どの程度、速くなるか楽しみです。
予定では、3日くらいで到着するそうなので、報告は来週、始めくらいになりそうです。

<11月03日>
到着した日に、秋葉館のオリジナルG3カードMadMax EX G3/400-PCIの、MacOS Xインストールの件で、再度、確認の電話を行ったところ、PM9600でインストールが可能だと、秋葉館のシオヤ氏からお電話をいただき、確認しました。
また、MacOS X対応のドライバも、同梱されているそうです。
このドライバが、この後、問題になりました。
なお、 本体は、XLR8のOEM版だそうです。

ここに書かれている不具合は、当方の場合だけかもしれませんし、回避方法など、他の方の解決策に、当てはまるかどうかは、保証の限りではありません。

コスト削減の為?取り説はコピーだし、ドライバCDは、GD-Rに焼き込んでいるモノです。
キャリアカードのハズなのに、何故か、ボードとZIFカードには、封印のテープと、ディップスィッチには、カバーが・・・。
単にウラ面です。
右側(ココの部分が)が、ディップスィッチに、カバーが・・の部分。

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INTERWAREと秋葉館との比較

今は無き、INTERWARE社製 BOOSTER G3/333Mhzの、パフォーマンスです。

秋葉館オリジナルG3カードMadMax EX G3/400-PCIの、パフォーマンスです。BOOSTERに比べ、CPUの温度が、高いです。BOOSTERには、FANは付属していませんが、MadMaxにはFANが付いているのに、発熱の高いCPUみたいです。

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ドライバのインストール

付属の、CD-Rの中に入っているドライバをインストールする前に、INTERWARE社製 BOOSTER G3/333Mhzを、604e系CPUに戻してから、作業を行わなければなりません。
交換作業とINTERWARE社各種ドライバは、『CPU編』を参照ください。

604e系CPUに戻し、CD-RをMacに挿入し、CDアイコンが現れたので、Wクリック・・う〜〜ん??、ハテ?インストール画面が出ないゾ!
終了も出来ないゾ!エ〜〜!!
仕方が無いので、再起動、起動も終わり、再び、Wクリック・・、エ〜〜!また〜〜〜。
なんで、なんで、なんでや〜〜!

本来ならば、左の様な、インストール画面が出てくるハズなのに・・・・。
仕方無く、Disk Copyを起動させ、CD-Rの中を覗いて見ると、インストーラが無い??
取り説通りのフォルダを探し、中を見ても、何も入っていない!
ひょっとして、入れ忘れたCDが添付されていたと、疑っていたところ、Disk Copyのメニューの中に、
イメージ>フォルダのイメージを作成を起動させると・・・。
このウィンドウが出て、取り説の、指示通りのフォルダを選び、『選択』ボタンをクリックすると・・・。
取り説の指示通り、Englishフォルダを選び、イメージファイル(フォルダ)を保存する場所を聞いてくるので、保存先(今回はデスクトップに)を決めて、『保存』をクリックすると・・・。
左の様なウィンドウが表示され・・・。
作業が終わると、イメージフォルダが、デスクトップに表れる。
イメージフォルダの中にある、インストーラを使い、インストール作業が済むと、再起動する様に、即される。
再起動後、アップルメニュー>コントロールパネル>XLR8 MACh Speed Controlを起動させると、コントローラーを使うのに、シリアルNo.を入れなければならない。
CD-Rのケースに、小さいラベルに印刷されているが、破れ易そうなので、ケースに書留めました。
再起動後、スタートUP画面の、MacOS8.X〜9.Xと掛れている下側に、XLR8の画面が追加された形で、表示されます。
デスクトップ画面が現れて、コントロールパネルが現れる。
初期設定のままで構わなく、設定を行うところはありませんでした。

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ミラーリングの解除

インストール画面が出ないので、秋葉館に電話をしたところ、モニタの設定が、正しく(ミラーリングの設定になっている)行われていないのでは無いかとの指摘を受け、モニタコントロールパネルを開け、色々、触っている内に、2〜3、変な事に気付きました。

モニタコンパネ(コントロールパネルの略称)の赤枠部分をクリックすると、青枠に囲った画面が出てきます。
@がメインで、Aがサブモニタです。
ミラーリングのON/OFFは、Aをドラッグしながら、メインより離したり重ねたりして、ドラッグを離す。

@
@メインの真横で離した場合
@モニタコンパネのアイコンの位置
@実際のモニタの範囲
@ミラーリング状態
A
Aメインの斜め上で離した場合
Aモニタコンパネのアイコンの位置
A実際のモニタの範囲
Aミラーリング状態
B
Bメインに重ねた場合
Bモニタコンパネのアイコンの位置
B実際のモニタの範囲
Bミラーリング解除状態

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ミラーリングをON/OFFした時のパフォーマンスの違い

全体的には、ミラーリングONのほうが、パフォーマンスが上がっている。
なお、メイングラフィックアクセラレータカードは、ATI社製 RAGE ORION/16MBを増設しており、サブのグラフィックアクセラレータカードは、元々、装着されたいた、純正品でIMS社製TwinTurbo128M8のハズ?です。
当方の9600では、メインにだけモニタをつないでおり、サブには、モニタをつないでいません。
いつもお世話になっている『 PowerMacintosh9600 fan page』さんのページにも書かれていますが、G3化するのもMacを強化する一つの手ですが、グラフィックアクセラレータカードや高速回転のHDD等を、UPグレードするのも、一つの手です。

ミラーリングをOFFにして、CD-Rメディアを挿入し、デスクトップにCDアイコンが出て、Wクリックすると、インストール画面が正常に出ました。
但し、スクロールスピードが、カクカクとした動きになり、操作がしにくいです。
インストールする時に、ミラーリングをOFFにして、インストール後、再起動をさせてから、ミラーリングをONにすると言う、結論に至りました。
ただ、他のドライバソフトの入ったCDメディアの場合、この様な現象は起っておらず、秋葉館オリジナルG3カードMadMax EX G3/400-PCI用CD-Rメディアの特有の、現象みたいです。
しかし、他の方に、同じ現象が現れるとは、断言が出来ませんので、当方の9600だけの現象と、受取っています。

本当の原因は、私には判りませんが、回避方法や一つの解決策が、偶然にしろ、見つかった事は、不幸中の幸いです。

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システム評価

付属している、XLR8 MACh Speed Controlのバージョンは、2.5.0です。
なお、最新バージョンは、2.6.1で、XLR8のホームページにて、ダウンロード可能で、MacOSクラシックとMacOS Xに対応しているみたいですって、私は英語が判らないので、御自分で確認されてください。

Norton UtilitiesのSystem Info Ver.6.0.2にて計測。
システム評価とビデオの評価は、ミラーリングONの状態のほうが良いのに、ディスクの評価が、逆転している。
考えらるのは、ただ単純に、ディスクにアクセスする、CPUのスピードの違い? かなって思います。
FPUの評価は、微々たるものだが、ONの状態のほうが良い。
ミラーリングOFFで、System Infoを行うと、テスト中にフリーズを起こしてしまい、計測が出来ませんでした。

 

秋葉館8.6ミラーON斜め
MadMax EX G3/400-PCI/OS8.6/モニタミラーリングON/モニタ位置A
秋葉館8.6ミラーON横
MadMax EX G3/400-PCI/OS8.6/モニタミラーリングON/モニタ位置@
秋葉館9.1ミラーON横
MadMax EX G3/400-PCI/OS9.1/モニタミラーリングON/モニタ位置@
秋葉館9.1ミラー0N斜め
MadMax EX G3/400-PCI/OS9.1/モニタミラーリングON/モニタ位置A
 
システム評価
CPU
ビデオ
ディスク
FPU
PM G4 500/ZIP
1314
1386
1003
1694
1291
PM G4 Dual/450
1242
1233
1113
2278
1128
PM G3 450/SCSI
1079
1172
921
608
1051
PM G3 400/ZIP
1008
1065
906
659
934
PM G3 350/DVD
861
891
783
688
814
秋葉館8.6ミラーON斜め
818
1102
392
413 注1
935
秋葉館8.6ミラーON横
817
1102
390
412 注1
935
秋葉館9.1ミラーON横
798
1086
352
506 注2
933
秋葉館9.1ミラー0N斜め
797
1085
351
505 注2
933
PM G3 MT300
719
832
418
672
704
PM 7600/200
333
365
291
165
495
PM6100(基準システム)
100
100
100
100
100

注釈
  1. Apple PM9600純正 IBM 4GB HDD SCSI-2(FAST SCSI)
  2. センチュリー社製 IBM 4.25GB HDD SCSI-2(FAST SCSI)

MacOS9.1よりも、MacOS8.6の方が、全体的なパフォーマンスが上だったのは、意外な結果です。

 
2001.11.03に、提供したOEMの情報が、PowerMacintosh9600 fan pageさんの、G3 upgrade reveiw 11月03日号に、掲載されています。HNは、519となっています。