イチから作るPowerMac9600

 第二章

 

本日、念願の9600/233が、配達されて来ました。早速、中を見てみれば、各種端子の形状、ロジックボードを止める金具の配置などが、8600/250と一致しています。9600/233の、ロジックボードを止める金具の配置が、8600/250の匡体上に配置されている、9600用の金具の位置と同じです。

ただ、8600/250の匡体を使う場合、8600/250用のロジックボードを止める金具を、取り去らなければ使えません。金具を取り外す為には、外装を取り外さなければならないのですが、取り外し方が判りません。手っ取り早く、プラスチック製の止め金具を、折ってしまえば済むのですが・・・。

それと、HDDのSCSIケーブルが、終端部分に取付けてありました。7300の方は、最初の端子に、取付けてあったのとは、エライ違いですね。正直、驚いています。詳しい事は、後程、UPしたいと思っています。

2000年10月05日午前11時


午後から8600/250と、9600/233の匡体を調べたところ、フレームの一部が違っていました。当然の話しですが、AV出力ポートの有る無しの関係で、インナーフレームの形状も違っていました。

また、下記の写真の部分で、9600の方には、何かを取付ける為の穴が開いており、8600の方が新しいのにも係わらず、穴が省略されています。インラインキャッシュ仕様(8600/250,9600/300&350)の中身を、見た事が無いので、定かではありませんが、何かが付いているかも?しれませんね。

また、この9600/233のロジックボードの二次キャッシュは、直付けでは無く、キャッシュスロットが付いているタイプです。また、9600/300の中には、二次キャッシュスロットが付いているタイプもあります。ほぼ同じ時期の、8600/300 ZIP付の方には、二次キャッシュスロットが付いていないタイプを、見た事がありました。

注意 マニュアルには、二次キャッシュが直付けと書かれていますが、ロジックボード側には何故か、キャッシュスロットが付いています。どちらが正しいのでしょう???

G3カードの中には、9600/300に取付けられたり、出来なかったりするモノがあるのは、この当たりが原因(二次キャッシュ関係)では無いかと思いましたので、私はあえて、9600/233の方を、購入しました。なお電源は、8600/250も9600/233も同じ、390W仕様でした。

 

8600/250

9600/233

 2000年10月05日午後07時


追加説明

電源端子は、内蔵純正HDD用の配線(端子が一つだけの配線)と、FDDとCD-ROM用の二股配線と、増設用の二股配線がされた二系統配線、匡体底部増設用二股配線の、合計四系統の配線があります。

 

AVポート

リセットスイッチ

8600ならば、ここにAV出力端子の為の穴が、開いているのだが、9600には無く、フレームにより、塞がれている。戻る

CPUを交換した場合、取付け完了後、赤いリセットスイッチを押す様にと、マニュアルには書かれている。

 

9600/233の、ロジックボードの一部です。9500では、ここの、電源用端子の形状(ピンの数)が違っていました。

左側が、フロントパネル側です。

 

画像に、外部SCSIと書いている部分は、匡体底部の増設HDD用の、SCSIケーブルを差し込む為の、端子ではないかと、考えています。マニュアルには、その事に付いて、一切、触れておらず、定かではありません。

 

リンク関係は、新たにMacintosh関係のリンク集に、統括しました。

2000.09.30

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