イチから作るPowerMac9600

 

第一章 

 

今さら何をって、感じられる方も居られると思いますが、私自身、Macを購入した時の最高機種が、その当時、最高峰だった9600だったのです。手始めの機種は、パフォーマ5280で、一年も経たない内に、拡張しまくっていました。

その後は、5280を下取りに出して、念願の604e系の、7300/180を購入しましたが、2年もしない内に、拡張する所はもう、メモリくらいしか、残っていなくなりました。いつかは憧れの9600と思っている内に、9600も無くなり(それでも中古は高い)、まあ、気長に待とうと思っていた所、ひょんな所から、8600の電源&箱を手に入れ、コツコツと、9600に仕上げて行こうと思いました。

しかしながら、9600をイチから説明しているホームページも無く、在ったとしても増設等の方法の説明しか無く、当方の参考には成りませんでした。私の見落としで、探せ無かったのカモしれませんが・・。最初は、最低ラインの9600を組上げ、徐々に、ある程度、満足な9600に、仕上げて行こうと思っています。

また、9600を自作され様と思っている方に、少しでも、お役に立てばと思い、このページを作りました。成功例や失敗例などを、全部、掲載するつもりです。

2000年09月27日


イチから作るPM9600に、急展開が・・・。オークションで売り出したモノが、非常に高値で売れ、思わぬアブク銭が入ってきてしまい、ソフマップさんで、9600/233(B&W、グラファイトも手が届きましたが、デザインが嫌いなので買わず)を手に入れてしまいました。ですから、イチから作る・・の、意義が無くなってしまい、どうしょうかと、思案中です。---売っちゃいました。

このまま、イチから作るPM8600に変更するか、9600の改造のページにしようかなと、迷っています。8600の電源付匡体は、オークションにでも出して、改造費にあてようかな・・・。まあ、9600の本体が来てから、考えるる事にします。

そのソフマップさんに、今日も行ってきたら、8号館4Fに、新品のメルコかIO-データかのG3カード(400/512KB)が、¥18.800で販売されていました。昨日は、十数個あったのに、今日の夕方には、残り4個しか残っていませんでした。

昨日、目を付けていた、内蔵640MB MOの中古を購入しました。ベゼルなどの付属品(DTとMT用が2ッ付)が完品で、ソフマップの保証も三ヶ月付で、¥25.000位でした。PB5300などのユーザマニュアルなども、販売されていました。

PowerBookG3も、付属品が欠品で、15万円以下で販売されていました。それと、札幌市のインターネットショップに、SCSI-2の1.3GB MOが、39.800円で出ていました。40倍速CD-ROM SCSI対応も、一万円以下で出ていました。

2ッ共、新品でしたね。9500/132が同じく、インターネットショップ(名前は忘れた)で、3万円以下で売られていました。有るところには有るモンですね。

2000年10月03日

 

始めに(購入時)・・

 

8600の方には、電源も付いていました。この箱は、8600/250の箱で、購入時には電源コードが付いていなくって、購入したショップ(ソフマップ)の店員さんが、サービスで付けていただきました。

本体上部にある、半透明パーツの走り的な、ボタンを押すと、この様に開閉が出来ます。本体側中央両側に、電源部を起こす為の、ボタン(ロック機構)が付いている。必ず、本体を先に、横に寝かせてから、電源部のロック機構を外す事。また、ロジックボードが入っている状態の場合、各部を触る前には、必ず、電源部に触り、身体の静電気を逃がしてやる事。静電気で、電子部品が、オシャカになる場合がある為。

 

電源部を引き起こした状態。マザーボード取付け金具は、矢印で示した以上の数があり、この8600には、9600用の金具も、付いています。

スピーカ部分のパネルの外し方01。

外観は綺麗でしたが、中を開けてみると、目に触れない所には、薄らとヤニが溜っており(本人は愛煙家の為、気にしない)、外せるところはすべて外し、綺麗にしました。

 

スピーカ部分のパネルの外し方02。

スピーカ部分のパネルを外す為に、パネル裏側にある爪を、事前に外す事。爪が外れたら、優しく『スピーカ部分のパネルの外し方01』の通り外す。優しく外さないと、蝶番部分の爪を、破損してしまう。

8600の箱を購入した時に、フロッピーディスクドライブ(FDD)も購入しました。

フロント部分のベゼル(カバー)を外し、金属カバーも外し、FDDを、取付けた状態。FDDは、プラスチック製マウンター(ゲタとも呼ぶ)などを噛ませずに、直接、付属の金属マウンターに、取付ける(知らなかった)。外したネジは、小皿やフィルムケースなどに入れ、無くさない様に、気を付けて!

 

FDD裏側に取付ける配線は、ひとつしか有りません。ドライブ側端子に合うケーブルの形状は、すぐ判ると思います。ケーブルは、FDDを、マウンターに取付けてから、接続します。ケーブルを取付けてから、FDDを、マウンターに取付け様としても、ケーブルの長さに制限され、取付けられません。

最初、内部を開けて、ハードディスクドライブ(HDD)を取付ける位置が判らなくて、散々、探し回り、ケーブルの長さから割り出した位置から、判明した時には、大変、驚かされましたが、冷却ファンの位置を確認したら、納得が出来ました。

 

失敗例01

 

これは、9500のマザーボードですが、8600に合うだろうと思い購入しましたが、無知な私の考え(助平根性?!)では、ダメでした。マザーボードを箱に取付ける為の、プラスチック金具の位置が合わないし、8600の電源端子の形状(8600の方が大きいし、穴の数も多い)の違いで、合わなかったです。又、開閉トビラに付いている、冷却用ファンの為の、電源端子の形状も違っていました。しかたなく、9500のマザーボードは、返品しました。

返品される場合、領収書が無いと、交換も返金も出来ないらしいので、必ず、取っておきましょう!イヤ、ホント

2000年09月27日

 

 

お役立ちTips

 

  • アップルのホームページの下側にある、検索機能を使うと、PM6100くらいまでのスペックシートが、今でも見れます。

2000.10.01現在

 

リンク関係は、新たにMacintosh関係のリンク集に、統括しました。

2000.09.30

 

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